エコフィッシュとは、炭を稲わらで包んだ手作りの水質浄化装置です。形が魚に似ていることからその名前がつきました。
この活動は、西津軽土地改良区が主催し、エコフィッシュ製作や水質検査をとおして水の大切さや土地改良区の役割を学ぶことを目的として実施しています。
当日は、稲垣中学校1年生21名が参加し、つがる市立稲垣西小学校の廃校舎を拠点に活動している「稲垣藁(わら)の会」の皆さんの進行のもと、行われました。
稲垣藁の会の野崎さんは「藁は木と同じくらい価値がある。藁の活用を考えることで、エコを考える機会となれば良い」とおっしゃっていました。
【稲垣藁の会 野崎さんの説明を真剣に聞く生徒たち】
次は、いよいよエコフィッシュ製作に取りかかります。
稲垣藁の会の皆さんにご指導いただきながら、霧吹きで湿らせて柔らかくした稲わらを折り曲げ、結んでいき、エコフィッシュの体の部分を作ります。
藁を結ぶ際に、日常でも役立つ結び方を教えていただきました。その名も「巻き結び」です。シンプルですが、一度縛ると解けない頑丈な結び方だそうです。
【藁の会の皆さんに教えていただきながら藁を折り曲げる様子】
最後に炭をその中に詰めてエコフィッシュの完成です。
ここで使用した炭は、もみ殻燻炭というものです。もみ殻燻炭とは、精米のときにとれる米の外側についた皮(もみ殻)を400度以下の低温でいぶし、炭化させたものであり、不純物を吸い取る効果があります。使い終えたエコフィッシュは捨てずに堆肥として利用することができます。正にエコフィッシュです。
続いて、稲垣中学校近隣の排水路に、できあがったエコフィッシュを設置します。
4〜5人で一組をつくり、完成したエコフィッシュをつなげていき、みんなで息を合わせて水路へ設置しました。
ここで使用した炭は、もみ殻燻炭というものです。もみ殻燻炭とは、精米のときにとれる米の外側についた皮(もみ殻)を400度以下の低温でいぶし、炭化させたものであり、不純物を吸い取る効果があります。使い終えたエコフィッシュは捨てずに堆肥として利用することができます。正にエコフィッシュです。
続いて、稲垣中学校近隣の排水路に、できあがったエコフィッシュを設置します。
4〜5人で一組をつくり、完成したエコフィッシュをつなげていき、みんなで息を合わせて水路へ設置しました。
【完成したエコフィッシュをつなげる様子】
【みんなでエコフィッシュを設置する様子】
本活動を通して、実際に関わることで、水の大切さを学んでいただきました。
これをきっかけに、環境について自発的に学ぶ機会が増えることを願います。
今回ご協力いただいた稲垣藁の会の皆さん、ありがとうございました。
これをきっかけに、環境について自発的に学ぶ機会が増えることを願います。
今回ご協力いただいた稲垣藁の会の皆さん、ありがとうございました。
【製作したエコフィッシュと記念撮影】