環境公共推進プロジェクト「大川原 未来へつなぐ 体験学習会~Part2~」

 令和3年度に国の指定棚田地域に県内で初めて指定された大川原地区で、令和5年10月11日に本地域を学区とする東英小学校6年生8名による「牡丹そば」の収穫体験が開催されました。

 本取組は、令和4年度から大川原地区棚田地域振興協議会主体で開催されているもので、地域の小学生を対象とした「農」や「食」の体験学習の一環として、今年の7月18日に行われた種まき体験に引き続き行われたものです。

開花後の棚田のそばの風景(R5.9.4撮影) 手前が小学生が種まきしたそばの花

小学生が種まきした棚田のそばの状況(R5.10.11撮影)

肥料のやりすぎで少々育ちすぎましたが、そばはたくさん実りました

 

体験田近くの棚田のそばの状況(R5.10.11撮影)

こんな感じになる予定でした(;^_^ A)


 体験学習は、最初に棚田の勉強を行い、その後、協議会員の刈取り指導を経て、鎌を使った手刈りでの収穫体験とコンバインを使用した収穫作業の見学を行いました。

 手刈り作業を終了し、コンバインでの作業に移ろうとして生徒の皆さんに声がけしたところ、「もっと刈取りやりたい!」、「刈取り時間の延長!」との多数の要望が上がり、刈取り時間を延長するなど、みんな熱意をもって一所懸命、収穫作業に取り組んでいました。

左:協議会員による刈取指導 中:そばの刈取作業 右:コンバインの刈取作業見学

 今回の体験学習を通じて、地域の小学生が大川原地区の棚田や文化に興味と誇りを持ち、ゆくゆくは地域を担う次世代への「自然・景観・文化の保全・継承」に繋がっていければと思います。(次回体験学習会は11月下旬、収穫したそばの試食会(食の体験学習)を予定しています!)

 

東英小学校の皆さん、お疲れさまでした。