三沢市立おおぞら小学校 稲刈り体験学習

 令和5年9月7日(木)に北三沢地区で、三沢市立おおぞら小学校の4~6年生を対象にした稲刈り体験学習が実施されました。北三沢地区は平成22年度から平成27年度にかけて、県営事業で区画整理が実施された地区です。

 おおぞら小学校では毎年、同地区の担い手である農業組合法人「フラップあぐり北三沢」やJAおいらせ青年部、北三沢土地改良区の協力のもと、本地区での田植えや稲刈りなどの農作業体験を通じて農業についての学習を行っており、県民局では中山間ふるさと・水と土保全対策事業による借上げバスの支援を行っております。

 今年は、夏場に続いた高い気温の影響もあり、稲の生育も早く、例年より2週間ほど早い開催となりました。児童たちだけではなく、三沢市長のほか三沢米軍基地司令官も参加し、ぬかるむ田んぼに足を取られながらも稲刈り作業を楽しんでいました。

左【市長と司令官と一緒に】     右【稲刈りの様子】    

 手刈り後はコンバインによる刈取・脱穀作業も見学しました。差し込まれた稲がするすると機械に吸い込まれていき、しばらくすると籾だけになった稲が袋に集められる様子に歓声を上げていました。

 当日の天気は厚い雲に覆われ、青天の下での稲刈り体験とはいきませんでしたが、次第に天候も回復していき、子どもたちは今年一年の体験学習の締めくくりを笑顔で迎えることができました。

【籾(もみ)の感触を楽しむ子供たち】

【司令官と一緒に記念撮影】