生き物学習会『トンボ博士になろう』開催

 令和5年9月2日(土)に十和田市の一本木沢ビオトープ協議会主催で、生き物学習会「トンボ博士になろう」が開催されました。今回の参加者は16名で、前回8月19日(土)開催の「水の中をのぞいてみたら」に続く今年度3回目の活動でしたが、この日はあいにくの雨模様のため、野外でのトンボ採取と観察会は中止となり、十和田市東コミュニティセンターで学習会となりました。

北里大学柿野先生による講義】

 これまでの観察会と同じく、北里大学の柿野先生によるトンボについて詳しい解説がなされました。一本木沢ビオトープで見られる、いわゆる「赤とんぼ」は何種類も存在すると教わりました。その中でも多く見かけるナツアカネ、アキアカネノシメトンボ、マイコアカネなど、一見すると間違い探しのよう!似たような見た目でも体と羽の模様、顔つきがそれぞれ異なるという説明に、参加した子供も大人も関係なく感心したようにうなづいていました。

 講義の最後には、この日解説したトンボについてのテストを参加者全員で受けました。事前に北里大の学生が黒板に描いた特徴をとらえたトンボのイラストをよく見て、観察し、それが何の種類なのかを当てるというものでした。参加者はその日聞いたトンボの特徴を思い出しながら回答し、全問正解する人も多く見られました。

【トンボテストの様子】          【学習会後の集合写真】