5月27日、南部町にある「バーデハウスふくち」前の田んぼで、恒例の「地引田んぼアート」の田植えが行われました。
当日は天候にも恵まれ、一般応募の方を含めて約60名が参加しました。
作業開始前に、田植えの際の注意点などについて、田んぼの所有者であり、減農薬・減化学肥料による米栽培に取り組んでいる「ふくちクリーン米倶楽部」の夏掘会長より説明がありました。
田んぼに入る前に、参加者のみなさんは、自分が植える苗をそれぞれ手に取ります。
最初は、そーっと田んぼに足を入れていきます。田んぼの中は意外と温かいです。
時間が経つにつれ、足が田んぼの感触に慣れてきます。
参加者のみなさんで協力し合いながら決められた場所に苗を植えていきます。
参加した子供たちも、最初は一生懸命に田植え作業に参加していましたが、
時間が経つにつれ、子供たちの興味は、田植えから田んぼの中の生き物たちに移っていきました。
泥だらけになりながら、「つかまえた!」と見せてくれたのは、カエルでした。
初めて参加した方々も、夏掘会長の説明を聞きながら田植えにチャレンジしていました。
「これまで田植えをしたことがない」という、県民局から参加した若手職員も初めての田植えを経験しました。
田植え作業は全て人の手によって約2時間かけて行われました。
作業後は、足に付いた泥を田んぼ脇の用水路で落としました。
田植え作業完了後の田んぼの様子です。
田植えの型枠として利用したテープで、絵柄と文字の輪郭がわかるでしょうか?
苗の色はまだ判別がつきません。
田んぼアートの完成予想図がこちらです。
今年の田んぼアートの出来映えは一体どのようになるでしょうか?
例年、7月中旬から下旬にかけてが一番の見頃となるようです。今から出来具合が非常に楽しみです。
皆さんも、近くに立ち寄った際には、是非ご覧になってはいかがでしょうか。
《バーデハウスふくち位置図》
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