三沢市立おおぞら小学校 田植え体験学習

今回は、平成29年5月26日に北三沢地区の学校田で行われた田植え体験学習の様子を紹介します。

北三沢地区は、三沢市北部に広がる仏沼の西側に位置し、平成22年度から27年度にかけて、県営事業で
約100haの区画整理を実施した地区です。
事業完了後は、平成23年度に設立されたフラップあぐり北三沢が地区の担い手になり、稲作を中心とした営農を行っています。

おおぞら小学校では、これまで学校近くの水田などで学校田を実施してきましたが、今年はフラップあぐり
北三沢や北三沢土地改良区の協力により、本地区で実施することになりました。

田植え体験の前に、おおそら小学校の生徒と関係者が集合し、開会式を行いました。
はじめに、校長先生から、「農作業を通じて生命の大切さや思いやりの心について学ぶこと」や「準備してくださった方々に感謝の気持ちをもつこと」など、本日の目標について、お話がありました。

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              【開会式】

続いて、フラップあぐり北三沢の千葉代表理事から、「3株の苗からお茶碗1杯のコメがとれること」や「ご飯をたべるときは作った人への感謝を忘れないようにすること」などのお話がありました。

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            【千葉代表】

そのあと、JA青年部の方から、田植えの仕方について指導していただき、早速体験学習の始まりです。

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 【JA青年部の方から田植えの仕方を教えていただいています】

気温は低いですが、皆元気に田んぼへと入っていきます。

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          【田んぼの中へ入っていきます】


まずは、5・6年生と校長先生が見本を見せました。
さすが田植え経験者だけあった、慣れた手つきで手植えしていました。

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              【慣れた手つきです】

続いて、1~4年生の番です。JA青年部の皆さんから「まっしぐら」の苗を受け取り、一列になって、笛の音に合わせて一斉に田植えしていきます。

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         【一斉に田植えをしています】

みんなが体に泥をつけながら、楽しそうに田植えを進めていきました。
少しずつ、緑色の面積が多くなっていき、後半は今日初めて田植えをした生徒たちも慣れた手つきになっているように見えました。

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            【田植えも終盤です】

今日の田植え体験に参加した生徒たちは、農作業の苦労を学び、農業への理解を深めることができたと思います。
また、北三沢地区の担い手であるフラップあぐり北三沢と小学校が田植えを通じて交流している様子から、学校田が地域の交流の場になっていることを実感しました。

北三沢地区の学校田では、秋には全校児童による稲刈り体験も実施するとのことでしたので、これからも地域の動きに注目していきたいと思います。

おおぞら小学校の皆さん、関係者の皆さん、作業お疲れさまでした。

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