三沢市立おおぞら小学校 田植え体験学習

 今回は、令和元年5月23日(木)、北三沢地区で三沢市立おおぞら小学校の全校児童を対象に行われた田植え体験学習の様子を紹介します。

 北三沢地区は三沢市北部に広がるラムサール条約登録湿地「仏沼」に隣接しているため、湿地で繁殖するオオセッカ等の野鳥に配慮しながら、平成22年度から27年度にかけて、ほぼ休耕地だった約100haの水田を大区画ほ場に整備した地区です。
 事業完了後は、平成23年度に設立された農事組合法人「フラップあぐり北三沢」が地区の担い手となり、稲作を中心とした営農を行っています。

 おおぞら小学校では、フラップあぐり北三沢や北三沢土地改良区、JAおいらせ青年部の協力により、平成29年度から本地区で農作業体験を実施しています。
 田植え体験の前に、おおぞら小学校の生徒と関係者が集合し、開会式を行いました。

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【開会式】

 その後、JA青年部の方から、田植えの仕方について指導していただき、さっそく田植え体験の始まりです。
 今年は天気もよく、田植えを体験するには最高の気候でした。子どもたちは元気に田んぼへと入っていき、泥んこになりながら一生懸命苗を植えていました。

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【田植え状況】

 最初は戸惑いながらも、だんだんと慣れた手つきになって、楽しそうに田植えを進めていきます。

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【田植え状況】

 今回植えた苗は「まっしぐら」です。収穫を迎える秋にはまた、みんなで収穫や脱穀作業を行い、精米した「おおぞら米」として販売などをする予定です。
 田植え作業を体験したおおぞら小学校の子どもたちは、食べ物を作る大変さや楽しさを学べたのではないでしょうか。これからもいろいろなことを学びながら、たくさんの思い出を作っていってほしいと思います。

 おおぞら小学校の皆さん、関係者の皆さん、田植え作業お疲れさまでした。