「藤小ふるさとの水探検隊」

9月23日、十和田市の藤坂小学校で藤小ふるさとの水探検隊が開催されました。

日参加したのは藤坂小学校4年生の児童26名。

バスに乗り込み、まずは十和田市のほ場にある田んぼアートを見学しました。

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   【十和田市内にある田んぼアート

このほ場は元々耕作放棄地でしたが、地域住民や土地改良区により田んぼアートのほ場として復旧した農地です。
田んぼアートは平成26年から毎年行っており、今年は申年にちなんだ図柄になっています。
5種類の品種の稲を使っていることや、測量の技術を用いて稲を植える位置を決めていることなど、田んぼアートを作るためには様々な苦労があることに皆さんとても驚いていました。

田んぼアートの見学の後は、十和田土地改良区が管理している大光寺頭首工に移動しました。
ここでは、頭首工の役割や、大光寺堰に関する歴史について学びました。

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   【大光寺頭首工で歴史のお勉強】

実際に頭首工から水を流すと、勢いよく流れる水に皆さん目が釘付けに!
さらに、1秒間にお風呂10杯分の水が流れているという説明を聞くと、皆さんビックリしていました。

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【勢いよく流れる水に、皆さん目が釘付けに!】

次は、稲生川頭首工に移動しました。

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   【稲生川頭首工での説明の様子】

こでは、稲生川頭首工を管理している稲生川土地改良区の人から説明を受けました
頭首工について説明を聞いた後は、川の下を流れるサイフォンを見学し、模型を使って実際に仕組みを勉強しました。

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    【サイフォンの仕組みを勉強】

皆さん、水が下から上に上がっていく様子を面白そうに見ていました。

お昼を挟み、午後は水路の目地詰め体験です。
午前中は雨が降っており、一時は中止になるかと思いましたが、何とか天気も持ち直してくれました。
(子供たちはこれを一番楽しみにしていたようで、皆さんのテンションが高かったです)

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【十和田土地改良区の人から目地詰めの説明を受けています】

十和田土地改良区の方から説明を受け、いよいよ体験開始!

最初は恐る恐るやっていた子も徐々に慣れていき、中には、大人顔負けの目地詰め技術を見せる子も!
これには先生や改良区の人もビックリしました!

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    【待ちに待った目地詰め体験!】

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   【大人顔負けの技術力を持つ子も!】

開始から1時間で約150mの水路の目地詰めが終わりました。

しかし、子供たちはまだまだやりたりない様子で、目地詰めがされていない箇所を見つけては「ここやる!」など元気いっぱいの様子・・・

最後は皆さんで記念撮影!

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  【記念撮影!皆さん楽しかったかな?】

普段学校では学べない農業用施設の勉強や、水路の目地詰め体験など、子供たちにとっても貴重な体験になったのではないでしょうか?

藤坂小学校の皆さん、そして十和田土地改良区の皆さんお疲れ様でした!

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