9月28日、さぐろう!沢田の水が開催されました。
「さぐろう!沢田の水」は、「田んぼの水はどこからくるの?」をテーマに、地元の沢田小学校の生徒が授業の一環として実施する農業水利施設の見学会です。
参加したのは沢田小学校の児童14名。
施設見学会で利用するバスは「中山間ふるさと・水と土保全対策事業」により借り上げて
います。
【バスに乗り込む児童たち】
まずは沢田地区の排水処理施設である沢田地区農業集落排水施設を見学しました。
ここは沢田地区から排水される水をきれいにする施設で、沢田小学校から排水された水もここで処理されていると知り、皆さんも興味津々の様子でした。
【沢田地区農業集落排水施設の見学の様子】
次は法量農村公園に移動しました。ここでは稲生川が造られたときに使用された当時の道具を見ることができ、皆さん、「これどうやって使うの?」「なんて読むの?」など、物珍しそうに道具を見ていました。
【法量農村公園】
【設置されている昔の道具のレリーフを珍しそうに見ています】
そして、普段は中に入ることができない十和田発電所の発電機が設置されている場所に入って、間近で発電機を見ることができました。
【発電所内の様子】
その後、お昼を挟んで奥瀬堰頭首工を見学し、地元の水田に水を運んでいる奥瀬堰幹線用水路へ向かいました。
【奥瀬堰頭首工】
ここでは、事前に用意していたアヒル人形を水路に落として、用水路の流速を計測しました。
すでに用水路の水量は少なくなっていましたが、それでも水の流れは速く、皆さんで走って追いかけました。
【急いでアヒルを追いかけます】
【沈砂池の見学】
アヒルレースの後は田茂木取水口に行き、沈砂地を見学しました。
砂地の見学後は、奥瀬堰幹線排水路でもある、篠田地川を見学しました。
【篠田地川の排水路見学】
施設見学後、それぞれの場所で取水した水の水質調査を学校で行いました。
【取水した水の水質調査】
水質調査では、班に分かれて水が何色に変わるかを調査し、水の汚れ具合を確認しました。
調査の結果、差はありましたが、どの水もきれいな水質であることが分かりました。
沢田小学校の皆さん、関係者の方々お疲れ様でした!
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