出来島大堤地区環境公共推進協議会が全国水土里ネット会長賞受賞

 ため池の整備事業を契機に、環境の保全再生や地域力の再生に取り組んできた、つがる市の出来島大堤地区環境公共推進協議会が、全国水土里ネットが主催する農業農村整備優良地区コンクールで、全国水土里ネット会長賞を受賞しました。
 
 地域の水瓶である8つのため池を保全するために地域住民が一体となり、外来魚の駆除活動やため池に自生しているジュンサイ保全活動などを継続して行ってきたことが評価されたものです。
 
 以前掲載した活動状況の写真です。
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 地引網を使った、ため池での外来魚駆除活動です。
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 表彰式の様子です。
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 協議会の会長を務める斉藤武光氏が全国水土里ネット会長の野中広務氏から賞状を授与されました。
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 協議会では、今後も子供から大人まで地域一帯となった活動を続け、一層地域力の再生に努めることとしているそうです。
 また、近隣には、日本自然百選に選定されているベンセ湿原や、世界最大と言われている約2万8千年前の埋没林などの豊かな地域資源があることから、観光客をため池まで誘致する企画も考えているようです。
 さらには、ため池のきれいな水を使って育まれた農産物の販売を強化していくこととしています。
 
 
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