アジサイの植栽活動
現在建設中の西海岸広域農道では、既に開通している風合瀬(かそせ)集落の沿線において、アジサイの植栽活動を毎年行っています。
この活動は、平成15年に緑化活動の一環として、深浦町が中心となって始め、その2年後に風合瀬自治会が活動を引き継いでいます。平成22年度からは県の「環境公共」の推進を契機に「西海岸地区環境公共推進協議会」が設立されたことから、地域住民や関係団体が中心となって、現在に至るまで活動を行っています。
今年は7月9日(金)に、地域住民の方など37名が集まり、とても晴れた強い日差しの中で作業を行いました。
主な作業内容は、
①新しい苗30株の植栽
②高くなりすぎた枝や、たわんでいる枝などの剪定
③昨年度植栽したアジサイを切らないように注意しながらアジサイ周辺の草刈り
などです。
例年に比べ若干早い時期での植栽であったため、開花していないアジサイも所々で見受けられました。7月中旬から下旬が見頃となっており、鮮やかに連なって咲くアジサイは絶景であるため、今年も美しく咲き誇ることを願っています。
これまでの活動により、広域農道沿線約1kmにアジサイが咲き誇っています。本協議会では、今回の植栽活動のほか、日常の維持管理(水やり、剪定、ゴミ拾い等)を通じて、西海岸地区の豊かな自然や美しい景観など、かけがえのない地域資源を将来に引き継いでいきたいと思っています。
また、今年度からは広域農道に隣接する風合瀬地区の水田において、ほ場整備事業が始まりました。この事業の実施により、広域農道を利用する方がさらに増えるとともに、深浦町全体がさらに活性化して、賑わうことを願っています。