「アジサイの植生活動」

西海岸広域農道の沿線では、毎年アジサイの植栽活動を行っています。
この活動は、10年ほど前に西海岸広域農道の中で最も水田が広がる風合瀬地区で、地域住民の方が広域
農道の沿線にアジサイを植樹したことから始まり、平成23年度からは西海岸地区環境公共推進協議会と一緒に活動をするようになりました。

今年は7月28日(金)に地域住民の方など約30名が集まり作業を行いました。
昨年は気温30℃を超える暑さの中で汗だくになりながらの作業でしたが、今年はちょうど良い気候のもとで作業を行うことができました。

主な活動の内容は、次の3つの作業です。
まず一つ目の作業として、今までに植えられたアジサイの古くなった枝を剪定し、肥料を与えました。房の部分が
枯れかかり元気がなくなっている部分をハサミで切り落としました。中には、切られてさっぱりし過ぎ?というものもありましたが、来年きれいな花が咲くことを期待したいと思います。
ちなみに、色がきれいな房の部分は花びらのように見えますが、正確には「ガク」であり、本当の花はその下にあるそうです。

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        【古い枝は思い切ってバッサリ】

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             【本当の花はこっち】

二つ目の作業として、新しい苗を植樹しました。スコップで掘った穴に苗を置き、肥料と水を撒きながら土を埋戻していきました。水は多い方が良いそうなので、たくさん与えました。

三つ目の作業として、沿線の清掃活動と草刈りを行いました。意外と多くの空き缶やビニール袋などがありま
したがみんなで片付け、草刈りをしたおかげでアジサイが引き立つようになりました。

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     【大きくなるようにたっぷりと水やり】

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             【草を刈ってスッキリ】

これまでの活動のおかげで、延長約1km区間の両側に青いアジサイが鮮やかに映えるようになりましたが、今年はこの青の中に、赤や紫のアジサイも新しく植樹してみました。
ちなみに、アジサイの色は、その場所の土壌の成分が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなるようですが、果たして今年植えたアジサイは何色になっていくのか、観察してみたいと思います。

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              【沿線の様子】

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             【お疲れさまでした】

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