和平地区における牧柵補修作業について

 和平地区環境公共推進協議会では、4月15日から田子町の和平高原開発牧場にて、共同作業による牧柵補修を実施しました。

 本地区は、令和2年度から整備事業を行っており、今年度は牧草地の整備工事や、牧柵の更新工事を行う予定となっています。

 

 本牧場では、春の開牧前に関係者が協力し、積雪により倒れた支柱や、外れたり切れたりした有刺鉄線(牧柵)を手作業で補修し、公共牧場の適正管理に努めています。

 本取組は、協議会関係者が実施することで、地域力の再生につながるだけでなく、牧草地の景観保全にもつながる取組となっています。

 

 本牧場の牧柵は、現在有刺鉄線ですが、事業を活用して電気牧柵を整備する予定です。電気牧柵は有刺鉄線の牧柵よりも維持管理が容易であるほか、冬期間に支柱を倒しておけば雪解け後の作業は倒した支柱を起こすのみとなり、作業量の大幅な削減が見込まれます。

 なお、電気牧柵に整備した後においても、開牧前に行う作業は牧柵補修以外にも必要な作業があり、毎年度実施されるため、共同作業は継続されます。

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牧柵を補修している様子

 春の訪れとともに、牛が入牧するのが楽しみです。