令和4年7月、外ヶ浜町上小国地区のビオトープ池で転落防止柵の設置が行われました。
このビオトープ池は、平成20年から平成24年にかけて実施されたほ場整備事業を契機として、魚類や昆虫類などの多種多様な生き物の生息環境を保全するために、当時活用されていなかったため池を整備して造成されました。
しかし、近年は経年劣化によって、護岸や橋の損傷が見られ、毎年開催されている地元の子どもたちに向けた生き物観察では、安全に観察できないといった問題が発生しています。
そこで、ビオトープ池周辺の安全性を向上させるために、県の中山間ふるさと・水と土保全対策事業を活用し、上小国地区環境公共推進協議会のメンバーによって毎年少しずつ補修作業が行われて来ました。
今年度は、昨年度に引き続き、池の周りに転落防止柵の設置を行いました。
今回の作業では、あらかじめ穴あけ加工が施された木杭をビオトープ池の周りに打ち込み、その木杭の穴にロープを通すといった作業を行いました。完成した転落防止柵は、きれいで、堅牢な仕上がりとなりました。
ビオトープ池周辺の補修作業等は今年度で完了となります。今後は、このビオトープ池で子どもたちが安心して観察会が行えることと思います。