農業体験活動「米販売の体験」

五所川原市内の農産物直売所「まるっと新鮮館」にて松島小学校5年生17人による米の販売体験が実施されました。
この取組は、お米の生産から販売までを児童に体験してもらう取り組みの一環であり、地域力の再生のため、阿部堰地区環境公共推進協議会の主催により、五所川原市南部土地改良区及び境松保全会の協力のもと、毎年実施しています。
阿部堰地区は五所川原市の南部に位置する水田地帯で、地区内の水田は昭和47年度から昭和63年度にかけて県営ほ場整備事業により区画整理され、また、昭和43年度から平成3年度にかけて県営かんがい排水事業により農業用排水の整備を実施した地区です。
稲刈りから約1ヶ月がたった平成30年10月19日、ついに児童たちが収穫したお米を地域の人たちに販売する日がやってきました!
まずは、JA職員によるりんごの選果場の説明がありました。
大きな機械で選果されるリンゴを見て、驚いていました。最後は、リンゴの試食をさせていただきました。児童たちは地元のリンゴをおいしそうに食べていました。

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        【りんご選果場の見学】                 【りんご試食の様子】

続いてはいよいよ米の販売体験のはじまりです!
 屋外と屋内の2班に分かれて行われました。販売開始時間の10時が近づくとカウントダウンが始まりました。「3…2…1…おいしいよ!安いよ!」児童たちが作成したのぼりとチラシを掲げて、元気な声掛けで始まりました!

全米が泣いた 松小う米(まい)」という銘柄で、1袋3kgで販売していました。お米の銘柄は、児童たちが考え、イラストも独自のものになっています。袋ごとにイラストが異なり、見ても楽しめます。

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         【販売したお米の銘柄】                  【販売の様子】 

 児童全員の屋外での元気な声掛けもあり、用意したお米全てを売り切ることができました。販売していた児童たち、お米を購入した地域の方々の笑顔が絶えず、一緒にいたこちらまでも自然と笑顔になっていました。
今回の体験は、児童たちが、お米の生産から販売までを通して食について学ぶことだけではなく、地域の人たちとの交流にも繋がりました。

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           【販売の様子】                   【最後は皆で記念写真】

今後お米を食する際にこの活動を思い出してもらえたらうれしいです。この活動が継続され、これからも児童たち、地域の方々の笑顔が見られることを楽しみにしています。