平成30年5月25日(金)、北三沢地区にて三沢市立おおぞら小学校の全校児童を対象にした田植え体験学習が行われました。
北三沢地区は三沢市北部に広がるラムサール条約登録湿地「仏沼」に接しているため、湿地で繁殖するオオセッカ等の野鳥に配慮しながら、平成22年度から27年度にかけて、ほぼ休耕地だった約100haの水田を大区画ほ場に整備した地区です。
【みんなで一列になって植えていきます】
田植え当日、北三沢地区に集合した児童たちは開会式を行った後、一斉に裸足で泥の中へ入っていきます。
上北地方特有の「やませ」(※)で肌寒く、どんよりとした空模様となってしましましたが、子どもたちは寒さにも負けず、元気に一生懸命苗を植えていました。
【田植え完了!】
今回植えた苗はやませにも強い「まっしぐら」です。
秋にはまたみんなで収穫作業を行い、「おおぞら米」として販売や家庭科の授業で活用するとのことでした。
おおぞら小学校の皆さんには、今年一年の体験を通じて、農業の楽しさや大変さなどたくさんのことを学んでいってほしいと思います。
児童の皆さん、関係者の皆さん、大変お疲れさまでした。
※「やませ」とは…主に県内太平洋側で夏場にふく、冷たく湿った東よりの風。気温も上がらず、日照時間も少なくなることから水稲の生育不良を招くこともある。
環境公共学会のHPはこちら
http://www.npo-afs.jp/kankyokoukyo-gakkai/
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