「ナマズ米」の田植えとビオトープの生き物観察会



県営福島徳下地区経営体育成基盤整備事業で造成したビオトープに隣接する学習田で、藤崎町立常盤小学校5年生による「ナマズ米」の田植えと、3年生のビオトープ生き物観察会が行われました。

まずは、地元農家の方から田植えのやり方を説明していただいた後、早速挑戦しました。
みんな、、慣れない作業に悪戦苦闘しながらも楽しんでいるようです。
小一時間ほどで田植えは終了しました。

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「田植え、田植え後のほ場の様子」


一方、3年生は隣ビオトープで生き物観察会を行いました。
残念ながらナマズは捕まえられませんでしたが、たくさんの水生動物を捕まえたようです。

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「生き物調査の様子」


捕まえた水生動物を班のみんなで観察・記録しました。
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ビオトープとその周辺にはたくさんのいろいろな生き物がいることを楽しみながら知ることができたようです。

藤崎町福島徳下地域では、かつてたくさんのナマズが川を遡上し、水田の稲へ産卵していましたが、水路のコンクリート化や農薬などによりその姿も見ることができなくなりました。
そこで、ナマズが再び水田に戻れるよう地元農家が立ち上がり、水田魚道の設置や減農薬栽培を行ってきた結果、ナマズは帰ってきました。

ナマズにも我々人間にも安全で安心な「ナマズ米」作りが今年も始まりました。


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http://www.npo-afs.jp/kankyokoukyo-gakkai/