たっこ魅力探検隊で測量体験

8月2日、「第5回たっこ魅力探検隊」が開催されました。
田子町が主催して開催されたこのイベントは、町の産業である「農業」「林業」「畜産業」とふれあい、その魅力を発見してもらう体験型学習です。今年で5回目の開催となりました。
今年は地元の小学生36名が参加し、田んぼやトマト畑、畜産拠点施設などを巡り現場で学びました。
このうち田んぼについては、H28年に工事が終わった「原・飯豊地区ほ場整備事業」を見学してもらい、大きなほ場の中で測量体験をしました。

現場では三八地域県民局の職員が、「ほ場整備」によって田んぼを大きく使いやすい形にしていることや、青森県が推進している「環境公共」の取組について説明しました。
イメージ 1
【県民局からの説明】

田子町土地改良区からは、土地改良区の役割や田んぼの持つ多面的機能の重要性、水路に関する説明やクイズもありました。
日本全国の水路の長さを合わせると、地球10周分にもなるそうですよ(地球一周4万キロで計算)。
イメージ 2
【田子土地改良区からの説明】

説明を受けたあとは、現地で「測量」を体験。
ほ場を流れる水路の長さを、歩幅を使って測定しました。
次に、水路にアヒル人形やボールを流し、一定の距離を流れる時間をストップウォッチで測定。歩幅で測定した距離を時間で割り、流速を計算しました。
計算結果と実際の流速を比べ、正解に一番近かった班には賞品が贈呈されました。
イメージ 3
【歩幅を使って測量を体験】

このあと参加者は、丸太切り体験や肉用牛の見学、自分たちで収穫した野菜を使ってピザを作るなど、田子の魅力に触れ夏休みの良い思い出を作れたようでした。

参加者の皆さん、関係各所の方々、お疲れ様でした♪