「名残惜しい緑の草原」

今年度のつがる市営車力屏風山牧野の開牧は5月8日で、53頭の牛が放牧されました。
5月29日に1回目の牛の健康検査を実施し、今年は合計6回の検査をみんなで協力して実施しました。
今年は雨も多く、牧草の生育状況も例年よりも良かったことから、放牧頭数は月を経るごとに順調に増えました。
そして、11月13日の退牧の日、101頭に増えていた放牧牛たちは名残惜しそうにそれぞれの牛舎に帰っていきました。今回は、健康検査と退牧の様子を紹介します。

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  【みんなで牛の健康状態をチェックしています】

牧場を利用している農家や獣医さんは、月に1回程度、牛を1か所に集め、病気やけがをしている牛がいないかを検査します。病気などにかかった牛は一度農家さんの牛舎に帰り、体調が回復したらまた牧場に帰ってきます。

約6か月の間、牧場で過ごした牛たちは、雪が降る前にそれぞれの牛舎に帰っていきます。
中には、まだまだ広い牧場に居たいと、言うことを聞かない牛もいて、飼い主たちを困らせていま
した。

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【家に帰るのを嫌がり、必死に抵抗する牛たちですが
最後はしぶしぶトラックに乗せられて帰っていきました】


「つがる北部地区環境公共推進協議会」では、牛の健康検査のほか、公共牧場の管理運営の支援を中心とした共同作業により、地域コミュニティーの維持に寄与しています。

環境公共学会のHPはこちら
http://www.npo-afs.jp/kankyokoukyo-gakkai/