「環境公共推進プロジェクト ふるさとの水を探る旅」

9月8日(金)、中南地域県民局と水土里ネット岩木川支部が合同で「環境公共推進プロジェクトふるさとの水を探る旅」を開催しました。
このイベントは、今年度から開催している環境公共に関する体験イベントの第3弾のイベントで、今回は、ダム、農業水利施設(頭首工、農業水路)の役割の学習や農村での各種体験などを通じて、健全な水循環を守り、豊かな地域資源を将来に引き継ぐことの大切さを理解してもらうことを目的に開催し、弘前市城東小学校の4年生46名が参加しました。

まずは小学校で出発式。
主催者からの挨拶の後、先生からは講師の方の話をしっかり聞くように、という注意がありました。
出発式を終えるといよいよ出発です。

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             【出発式の様子】

まずは、小学校から徒歩で移動し、城東小学校のすぐ近くにある用水路へやってきました。
ここでは土地改良区の方から用水路の役割について説明してもらいました。

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            【用水路を見学】


続いて、弘前公園西濠前の分水ゲートにやってきました。
ここでは分水ゲートの操作方法や役割について、実際にゲートを操作しながら説明をしてもらいました。

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        【分水ゲートの役割を説明】

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              【分水ゲート】

次に訪れたのは岩木川統合頭首工です。
ここでは、頭首工の役割について説明を受けました。この頭首工は、昭和33年の大水害により
11箇所の取水施設が流されたことをきっかけに、それらを1箇所に統合してできたものです。

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          【岩木川統合頭首工】

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         【岩木川統合頭首工を見学】

次に岩木山観光りんご園に移動し、県民局の職員が農業農村整備事業(畑地帯総合整備事業)の効果を説明し、その後、りんごの収穫体験をしました。収穫したりんごはその場でおいしくいただきました。

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     【畑地帯総合整備事業の説明(県民局)】

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           【収穫体験の様子】


続いて、西目屋中央公民館では、県民局の職員は「水循環と環境公共のお話」を、環境公共コンシェルジュの富岡さんは森林と農業用水の関わりについて説明しました。

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    【水循環と環境公共のお話し(県民局)】


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【森林と農業用水の関わりの説明(富岡コンシェルジュ)】

最後は、津軽ダムへと移動し、岩木川ダム統合管理事務所の職員からダムの役割について学び、堤体からダム湖、ダム下流を眺めました。児童たちは、ダムの高さ(97.2メートル)に驚いている様子でした。その後、ダムの地下にある監査廊も見学しました。


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              【ダムを見学】

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            【監査廊を見学】

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             【記念撮影】

今回の水の旅を通して、水循環を守ることの大切さ、地域資源を将来に引き継ぐことの大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

城東小学校の皆さん、水土里ネット岩木川支部の皆さん、お疲れ様でした。

環境公共学会のHPはこちら
http://www.npo-afs.jp/kankyokoukyo-gakkai/