この旅では、「私たちの身近にある水田や畑で使われる水がどこから来るのか?」という疑問を解決するために、様々な農業水利施設を見学しながら、水の流れを巡ります。
今年は、弘前市立岩木小学校4年生67名が参加しました。
はじめに、小学校裏にある学校田を見学しました。
【最初に訪れたのは学校裏の学校田です】
次に杭止幹線用水路を見学しました。
用水路は水を運ぶ役割を持つ施設で、川から取水した水は用水路を通って田んぼへと運ばれます。
【用水路の役割について説明を受けています】
次に訪れたのは岩木川統合頭首工です。
ここでは頭首工の役割について学びました。この頭首工は、昭和33年の大水害により11ヵ所の取水施設が流されたことをきっかけに、それらを一ヵ所に統合してできたものです。
【岩木川統合頭首工】
続いて、杭止堰頭首工を見学しました。
この頭首工で取水された水が用水路を通って岩木小学校の学校田へ運ばれていきます。
【杭止堰頭首工】
杭止堰頭首工の次は、さらに上流にある津軽ダムへ向かいました。
ダムに蓄えられる水は、頭首工や用水路を通って、かんがい用水として利用されるほか、発電や水道用水としても使われています。
また、児童たちは、堤体近くに造られた展望所にのぼり、ダムの高さに驚いていました。
【ダムの大きさに驚いています】
最後に魚のつかみどりを体験しました。児童たちは元気良く魚を捕まえていました。
【元気よく魚を捕まえています】
今回の水の旅では、田んぼに水が運ばれるまでには多くの施設とそこで働く職員の力が必要になることを学ぶことができたと思います。
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