ふるさとの水を探る旅

 水土里ネット岩木川支部では、毎年小学生を対象にした農業水利施設の見学会を行っています。
 昨年9月27日、弘前市立高杉小学校の児童を対象に、「ふるさとの水を探る旅」と題した見学会を開催したのでその様子を紹介します。
 
 最初に地域の貴重な水瓶となっている神原ため池を見学しました。
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 子供たちは、ため池の役割などの説明をとても真剣に聞いていました。
 
 次に農業用水を農地に運ぶために欠かすことができない高杉揚水機場を見学しました。
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 揚水機場は、農作物を渇水被害から守り、安定した農業経営のために必要な施設であることを学びました。
 また、揚水機場には水路を流れてくるゴミを自動で拾い上げる「除塵機」が設置されていて、実際にゴミを拾い上げる様子を見学しました。
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 農地に農業用水を届けるために、日夜、水土里ネットの職員が努力しています。
 
 続いて、岩木川統合頭首工に到着です。
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 頭首工は河川から農業用水を取水するための施設で、こちらの頭首工はゴムで造られた立派な施設です。
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 頭首工で取水された水は、はるか遠く、つがる市の広大な田んぼまで運ばれています。
 
 岩木川の上流部にある西目屋村では、白神ビジターセンターの映像体験ホールで白神山地の自然の営みや歴史を観覧し、展示ホールではきれいな水を育むブナ林の歴史などを学びました。
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 さらに上流にある津軽ダムでは、展望台から建設の様子を見学しました。
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 ダムの迫力にみんなびっくりです。
 
 最後に、水に親しむため、用水路をせき止め、イワナのつかみどりを体験しました。
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 みんな捕まえられたかな~
 
 今回の「ふるさとの水を探る旅」で子供たちは、水の大切さを楽しく学ぶことができました。
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