「浅瀬石川 水の旅」(浅瀬石小)

7月7日(金)、浅瀬石川土地改良区が主催する「浅瀬石川 水の旅」が開催されました。
この旅は、普段何気なく使っている水の大切さや農業水利施設の役割について学んでもらうことを目的に毎年開催しており、今回は黒石市浅瀬石小学校の4年生13名が参加しました。

まずは小学校で出発式。
土地改良区職員の挨拶のあと、先生からは講師の方の話をしっかり聞くように、という注意がありました。
出発式を終えるといよいよ水の旅に出発です。

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             【出発式の様子】

バスに乗って、最初の目的地の浅瀬石川ダムに到着し、浅瀬石川ダム管理支所の方の案内で、まずはダムの地下にある監査廊を見学しました。

監査廊には、浅瀬石川ダムに生息するヤマメなどの魚が入った水槽があり、児童たちは熱心に見ていました。

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               【監査廊を見学】


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            【水槽の魚に夢中です】

児童たちは、浅瀬石川ダムには農業用水の供給のほか、洪水調節や水道水の供給、水力発電といった機能を持っているとの説明を聞き、しっかりとノートに書きとめていました。

次に津軽広域水道企業団(浄水場)にやってきました。ここでは、普段自分たちが使っている水がどこから運ばれてきてどのように処理されているのか、実際の施設を見学しながら学びました。
ろ過の様子を実験で見せると、児童たちは黒ずんでいた水が透明に変化していく様子に感心しているようでした。

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         【大きなパイプの模型と背比べ】

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            【実験に興味津々です】

続いて、温湯頭首工にやってきました。ここでは浅瀬石川土地改良区の職員から、頭首工の役割や水がどのように取水されているのか説明を受け、実際にゲートを操作し、川をせき止めて取水する様子を見学しました。
ここで取水される水は、農業用水として水路をながれて農地へと運ばれていきます。このような農業水利施設が農業にとって非常に重要な役割を担っています。

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               【温湯頭首工】

最後は、浅瀬石川土地改良区で今回学んだことをおさらいです。

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            【今日のおさらいです】

今回の水の旅では、自分たちの生活を支える水について学ぶことができました。
この体験から身の回りにある水の大切さをわかってもらえたと思います。

浅瀬石小の皆さん、浅瀬石川土地改良区の皆さん、お疲れさまでした。


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