7月5日(水)、常盤小学校4年生を対象とする第2回目の「浅瀬石川 水の旅」が開催されました。
ここでは、普段自分たちが使っている水がどこから運ばれてきてどのように処理されているのか、実際の施設を見学しながら学びました。
水がきれいになる様子を実験で見せると、児童たちは黒ずんでいた水が透明に変化していくことに感心しているようでした。
【クイズに答えている様子】
【実験に興味津々です】
【水を処理する工程を見学】
続いて、温湯頭首工にやってきました。ここでは実際にゲートを操作し、川をせき止めて取水する様子を見学しました。
ここで取水される水は、農業用水として水路を流れて農地へと運ばれていきます。このような農業水利施設が農業にとって非常に重要な役割を担っています。
【温湯頭首工】
次にやってきたのは岩木川浄化センターです。この施設では一日におよそ75,000m3の下水が流入し、13時間から14時間かけて下水を処理しています。児童たちは長い時間をかけて処理されているという事実に驚愕していました。
【説明を聞く児童たち】
【下水処理の工程を見学】
【下水の変化の様子】
最後に訪れたのは、田舎館村にある大型区画ほ場です。このほ場は、水管理を自動で行うことのできるシステムを導入した水田です。児童たちは実際に農業が営まれているほ場を熱心に見学していました。
【熱心に説明を聞いています】
2回に渡る水の旅も終わり、児童たちはたくさんのことを学ぶことができたのではないでしょうか。
水の旅を通して学んだことを友達や家族と共有し、より多くの人に水の大切さについて考えてもらうことが重要だと思います。
常盤小学校の皆さん、浅瀬石川土地改良区の皆さん、お疲れさまでした。
環境公共学会のHPはこちらから
環境公共学会のフェイスブックはこちらから