「飯詰川生き物調査」について

今回は、飯詰地区環境公共推進協議会主催の「飯詰地区生き物調査」について紹介します。

平成29年7月6日(木)、五所川原市立いずみ小学校4年生のみなさんを対象に飯詰ふれあいパーク付近の飯詰川で「飯詰地区生き物調査」が行われました。
この活動は環境公共推進の一環として平成22年度から行われており、子供たちに身近な自然環境に触れてもらうことで、それを守っていくことの大切さを学んでもらっています。
このほか、協議会ではプランターへの植栽活動を通して、地域住民との交流を図りながら、地域の美化活動にも取り組んでいます。

公園のそばを流れる飯詰川にはどんな生き物がいるのか、その結果から考えられる川の水質はどのようなものなのか、実際に川に入って調べていきます。

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           【飯詰ふれあいパーク】


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          【網と長靴を準備して、気合十分】

当日は晴天ではありませんでしたが雨も降らず、外で活動するには過ごしやすい気温となりました。
開会のあいさつも終わり、皆さん勢いよく川へ向かっていきます。どんな生き物が見つかるでしょうか。

ここで二班に分かれ、もう一斑には別の活動をしてもらいました。
協議会事務局から説明を受けながら、パックテスト(簡単な水質解析器具)を用いて、試薬の入ったチューブやアンプルに川の水を入れて、色の変化から水質を調査します。

皆さんは試薬で変化する川の水の色に驚きつつ、初めての実験を楽しんでいたようです。

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  【水の色が変わる様子を真剣な眼差しで見つめています】


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    【最初にやってみたい人!皆さんとても積極的】

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          【比色法で数値を確認します】

実験のやり方、測定した数値の意味・・・、特にCOD(化学的酸素要求量)やDO(溶存酸素量)などは高校生でもなかなか聞く機会のないもので少し難しい内容でしたが、とてもいい勉強になったようです。

次は川での調査です。

皆さんとても張り切った様子で、川底の石の下、木陰など様々な場所で、特には先生や協議会事務局の皆さんに手伝ってもらいながら、生き物を探しているようでした。

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     【ふれあいパークの付近を流れる飯詰川】

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         【生き物はどこにいるのかな?】

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          【魚もたくさん泳いでいました】

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      【気になる場所を発見したようです】

最後は皆さんで集めた生き物を観察しました。

予想以上に多くの生き物が集まり、皆さんも興奮した様子で桶や水槽の中をのぞき込んでいました。これから今回のデータを持ち帰って、その成果をまとめてもらうことになるようです。楽しみですね。

しばらく観察した後は、生き物たちを川へ帰します。

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【川の生き物は多種多様。ミズカマキリスジエビヘビトンボなど・・・】

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      【中にはオニヤンマの幼虫らしき姿も!】

全員で記念撮影をして今年も無事に終了しました。参加された皆様、関係各所の方々、ありがとうございました。

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                【記念撮影】

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