「小泉地区で生き物調査・水質調査」

8月7日、小泉地区において、地区内のゴミ拾い、生き物調査、水質調査が行われました。

小泉地区では、平成27年度からほ場整備事業が行われ、事業の中で環境公共を推進していくため、昨年8月に「小泉地区環境公共推進協議会」が設立されています。

協議会には多面的機能支払活動団体である「小泉地区環境保全隊」も参加しており、今回は保全隊と協議会が合同で「地区内の清掃活動」「生き物調査」「水質調査」を実施しました。

まずは水田沿いの道路に沿ってゴミ拾い。

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      【ゴミを拾う児童たち】

ほ場整備の工事現場の側でもゴミ拾い。

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   【工事現場付近もきれいにします】

道路沿いには、保全隊が植えた花が厳しい日差しの下でも元気に咲いていました。

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 【保全隊が植えた花がきれいに咲いています】

次に、小泉地区に隣接するため池で生き物調査をしました。

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   【小泉地区に隣接するため池】

ため池から網で生き物をすくい上げます。

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       【網の中を確認中】

すくい上げた生き物を、観察用の桶とアクリル水槽、図鑑を使って観察します。

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     【図鑑を使って観察します】

この日は大量のエビ、アメリカザリガニ、種は不明ですが小さな魚が確認されました。
また、保全隊の方からは、「生き物がいると分かっても、絶対に子供だけでため池には近寄ってはいけないよ」と注意もありました。
約束できた児童には、お菓子のご褒美がありました。(全員ちゃんと約束しました)

最後に水質パックテストでため池の水質を調査しました。
試薬の入った透明なチューブにため池の水を入れ、水の色の変化で水質を測定します。

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     【何色に変化するかな? 】

シールを貼って水質を記録します。

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  【ボードにシールを貼って記録します】

当日測定した結果や、ため池の源流の水質についても解説を受けました。

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     【解説を聞く児童たち】

当日は午前9時の気温が29.8℃、昼前には35℃近くまで上がる酷暑となりましたが、生き物が見つかると、児童たちは暑さを忘れてはしゃいでいました。

小泉地区では、今後も保全隊と協力しながら、環境公共を推進していきたいと思います。

参加された皆さん、関係各所の方々、大変ありがとうございました。

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