「後潟水土里ふれあいの旅2014」を開催!!

平成26年7月1日()青森市後潟小学校の5年生15名を対象とした野外学習会「後潟水土里ふれあいの旅2014」が開催されました。
水土里ネット青森北部、青森第二北部の両水土里ネットが主催したもので、農業用水が山林の水源地から学校水田まで辿り着く一連の流れを学習しながら、農業水利施設を見学し、その役割を学習しました。
この取組は、周辺に生息する生きものの観察や農業用水の水質調査を行うなど、地域の子供達に農業・農村環境に関する総合学習を体験させることを目的に平成16年度から開催され、今年でなんと11回目を迎えました。
 
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出発前の子供たちは、少し緊張気味かな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最初に訪れた山城ため池では、水土里ネット青森北部の相馬良さんから、ため池の歴史やその役割について学習したほか、環境公共プロフェッショナルの工藤智さんから、ため池に生息している生き物の名前や特徴を学びました。
 
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水土里ネット青森北部の相馬良一さん(中央)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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環境公共プロフェッショナルの工藤智さん(右手前)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子供たちは、普段見ることのできない生き物に興味津々で、事前に渡しておいた「田んぼの生きもの図鑑・ポケット版」で一生懸命調べていました。
ちなみに生き物は、水土里ネット青森北部・青森第二北部のみなさんが捕獲したもので、この日のために水槽に入れておいたのだそうです。ありがとうございます。
 
次に向かったのは、後潟頭首工です。水土里ネット青森北部の大科宏さんが、頭首工の歴史やその役割について説明しました。後潟頭首工は、完成してから30年経つそうです。
 
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水土里ネット青森北部の大科宏さん(右側)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その後、子供達を操作室に案内し、部屋の中を見学させてもらいました。その際、大科さんから、ふれあいの旅に参加してくれた記念にと、ゲート操作の体験をさせてもらいました。子供たちを代表して日直の子が、操作盤に向かって「スイッチ・オン」!!
 
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貴重な体験ができました。今日が日直でラッキーだったね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また、農業用水の水質調査も行われました。初めて使う調査器具に戸惑いながらも、水土里ネット青森第二北部の工藤優治さんの説明を受けながら、真剣に取り組んでいました。
ちなみにこの後、野生の猿を見ることができましたよ。いるんですね~。ラッキーでした。
 
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水土里ネット青森第二北部の工藤優治さん(左側)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ただいまpHを調査中。アルカリ性かな?酸性かな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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水質調査の結果は、しっかり記録していました。偉いね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は、この日のメインイベント、農業用水の流れの確認を兼ねた「アヒルレース」です。子供達は、とても楽しみにしていたようで、自分の名前が書かれたアヒルちゃんを一生懸命応援していました。
 
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位置について~ よ~いドン!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ガンバレ~! 行け~! どこまで水路が続いているのかな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヒルレースを終えて学校に戻ってくると、子供たちが主体となって閉会式を行いました。お世話になった水土里ネット青森北部と青森第二北部の皆さんに、お礼のあいさつをして無事閉会しました。
 
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みんなで記念撮影!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に・・・
水土里ネット青森北部と青森第二北部では、地域の将来を担うであろう子供たちが、農業・農村環境の大切さを総合学習できるこの「後潟水土里ふれあいの旅」を今後も継続していくこととしています。