「環境公共」の取組が、8月14日に青森県広報番組「活彩あおもり」で紹介されました。その番組収録の様子をお知らせします。
番組が収録されたのは8月2日、県内3箇所の現場でロケが行われました。
番組の進行役は青森放送の美人アナウンサー柳瀬若菜さん、ガイド役は県農村整備課の大里有巨さんです。
この地区では、ほ場整備事業を実施し、ビオトープ池を整備するなどの取組が行われています。
以前、4月7日のブログで、田んぼの生き物の引っ越しの取組を紹介しました。
上小国地区での収録の様子です。右から大里さん、柳瀬さん、そして撮影スタッフのみなさんです
柳瀬アナウンサーの軽快なトークとは裏腹に、大里さんは始めてのテレビ出演で、最初はガチガチ、コメントもカンペを見ながら棒読み状態でした。
次に登場したのは、上小国地区環境公共推進協議会の前田会長さんです。
前田会長も緊張するかと思いきや、リラックスした状態で協議会の取組内容を紹介しておりました。
網を持っておられるのが、前田会長です。
子どもたちと一緒に生き物調査もしました。
インタビューされる子どもたちの様子です。
次のロケ地は、中泊町の深郷田地区です。
この地区では、森林整備事業が行われていて、高い木の間に低いヒバの木を植えて森林を複層林にしています。
そして、この森林に降り注いだ雨が下流の大沢内ため池に貯えられ、地域の農業用水や貴重な湧き水として利用されています。
ロケでは、この湧つぼを保全している「名水湧きつぼ保存会」の代表である平山さんと会員の方々が、山を守って名水を守る取組の紹介を行いました。
中泊町深郷田の湧つぼの説明をする平山代表です。
この地区では、漁港漁場整備事業が行われていて、日本海で育った「ハタハタ」が、「ブリコ」と呼ばれる卵を産み付ける藻場が整備されています。
ロケでは、藻場を作るための被覆ブロックの説明の後、地区環境公共推進協議会の活動が紹介されました。
鰺ヶ沢町での被覆ブロックの説明の様子です。
次に登場したのが、「環境公共学会」の世永会長です。
写真は、世永会長と打合せした際のものです。右が世永会長、左が大里さんです。
世永会長は、地域の小学生を対象に、藻場の役割や水の循環などの勉強会を開催していることなどを紹介しておりました。
番組の締めは、県農村整備課の北林英一郎課長です。
「環境公共」に取り組むことの必要性などについて説明を行いました。
RAB青森放送のホームページはこちら
RAB青森放送「活彩あおもり」はこちら
環境公共学会ホームページはこちら
「環境公共学会」は、これからも、多様な方々の参加や応援のもと、活動を続けていきます。
このような応援団もいました。