青森の農業農村整備を推進する集い2012に参加しました

 去る10月4日、青森市民ホールで開催された「青森の農業農村整備を推進する集い2012」に参加してきました。
 このイベントは、青森県の農業農村整備事業の関係者が一堂に会し、農業農村の活力復活や、女性のきめ細かな視点とパワーで豊かな農業農村を次世代に引き継ぐために必要なことを探り、元気のある農業農村づくりに不可欠な農業農村整備の推進を広くアピールするために行われたものです。
 
 主催者を代表して、水土里ネット青森の野上会長より挨拶がありました。
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 青森の農業農村整備を推進するために、日夜頑張っておられます。
 
 来賓として、青森県の青山副知事がいらっしゃいました。
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 副知事からは、食料供給県としての責務を果たすため、農業農村整備事業の着実な推進を国に強く働きかけるとのお言葉がありました。
 
 特別講演として、大相撲元小結の舞の海秀平さんが「夢は必ずかなう」と題した講演を行いました。
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 舞の海さんは、高校教師の内定が決まっていたにも関わらず周囲の反対を押し切って大相撲入りを決意したものの、新弟子検査基準に身長が足りなかったため、頭にシリコンを入れてようやく合格した際のエピソードや、小錦関を始めとする大型力士との勝負に勝つために繰り出した「猫だまし」などについて、ユーモアたっぷりに語ってくれました。
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 また、講演終了後も、気さくにファンの方へのサインに応じていました。
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 当日は、八戸短期大学客員教授の三村三千代氏の講演もありました。
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 三村氏は、言わずもがな青森県知事の奥様でもあります。
 講演の冒頭、学生時代の知事との出会いから、知事就任までの思い出も話していただきました。
 三村氏は、「農業農村における女性の役割と重要性」と題して、なでしこパワーの結集や農村の閉鎖性の打破が必要と訴えておりました。
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 また、「女性の視点とパワーで豊かな農業農村を次世代に」と題して、女性だけのパネルディスカッションが行われました。
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 パネリストからは、「農家が儲からなければ、小売業を営む者はご飯も食べられない。農家が儲けるためには、小分けにした売り方やレシピを添付するなどの努力が必要。」といった意見や、「女性がかっこいいユニフォームを着て大型農業機械の運転にチャレンジして欲しい。」といったエールもありました。
 
 環境公共学会の世永会長もパネリストとして参加しました。
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 世永会長からは、青森県の環境公共の取組が紹介され、また、農業農村を元気にするための解決策として、強いリーダーの存在や、地場の人財や資源などの積極的な活用が必要との提言がありました。
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 会場の入口には、「環境公共」のブースが設置され、多くの来場者の目を引いていました。
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 先ほどの舞の海さんも「環境公共」の展示パネルを見に来ておりました。
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 来場された方々は、農業農村を元気にするヒントを得て帰ったのではないでしょうか。
 
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