大きくなって帰っておいで~♪

この時期、各地で稚魚の放流活動が行われています。
先日、「魚にやさしい五戸川の環境づくりを進める会」では、五戸川沿い2箇所で地元園児たちと一緒になってイワナ、ヤマメの稚魚放流を行いました。
 
この会は、青森県で五戸川に設置されている頭首工に新たに魚道を設置するという事業が行われるのをきっかけに、地元のシンボルである五戸川を大切にし、自然環境を取り戻そう!という思いをもつ地元関係団体が集まって組織されたもので、五戸川の清掃や稚魚放流等の活動を行ってきました。
 
今回の放流活動もその1つで、「五戸川イワナ・ヤマメ放流会」と銘打って行われており、今年で4年目を迎えます!
 
子どもたちに五戸川にふれあう機会を設け、それを通じて、自然の大切さを学んでもらおう!という趣旨で、「進める会」が主催、そして関係団体である「五戸川大好き隊」が後援しています。
 
当日の様子を紹介しましょう。
6月29日()放流当日、前日までの雨がウソのように良いお天気に恵まれました。
(参加者の日頃の行いが良かったのか?それとも晴れ男・晴れ女!がいたのか?)
 
最初の放流場所は、五戸町倉石にある倉石河川公園です。
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ここでは、ヤマメの稚魚2,000匹の放流を行いました。
放流のお手伝いをしてくれたのは、倉石保育園の園児22名♪
まず整列し、放流方法の説明を聞きました。
放流場所へ移動しました。
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放流場所までは小幅の川を越えなくてはならなく、園児たちだけで越えるのは危険なため、大人たちに抱っこしてもらい、川を越えました。(園児はドキドキ!大人は嬉しそう♪)
 
いよいよ放流です。
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園児たちは、まずお魚に触り、交流を深めてから、みんなで「お魚さん大きくなって帰ってきてね~バイバイ~♪」と声をかけ、放流しました。
ちなみに、後ろには園児の笑顔を撮ろうと必死なカメラマンたち・・・(笑)
 
大人達も放流しました。
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園児たちのあとは大人たち、童心に返って川遊び!?
園児と比べて大人はバケツが大きいです。
 
次の放流場所は、五戸町川原町です。
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ここでは、イワナの稚魚2,000匹の放流を行いました。
放流のお手伝いをしてもらったのは、江渡幼稚園の園児48名♪
 
放流の様子です。
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こちらでも園児たちに、お魚に触ってもらってから、「お魚さん大きくなって帰ってきてね~バイバイ~♪」と声をかけ、放流しました。
お魚は元気が良く、放流前にバケツから飛び出したりして、園児たちを驚かせていました。(尻もちついちゃった子もいました。)
 
お魚の観察の様子です。
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放流後、大きくなったお魚を園児たちに見てもらいました。
 
園児たちに「川で遊んだり、魚の放流をしたことがありますか?」って聞いたら、ほとんどの園児がそういうことをしたことがない!という返事でした。
そのため「さわっても良いよ~♪」って言ったら上の写真のとおり、にぎやかな歓声とともにすごい集まりようでした。
今も昔も子どもたちは魚を怖がらないんですかね~?
今年も「五戸川イワナ・ヤマメ放流会」は、無事に終了することが出来ました。
この活動を行うにあたり、ご尽力くださった関係者の皆様に感謝を申し上げます。
放流した稚魚同様、園児たちも五戸町の自然に触れながら元気にすくすく育ってくれることを願うばかりです。
 
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