五戸川で稚魚放流会が行われました

 令和2年7月16日(木)、五戸町でイワナ・ヤマメの稚魚放流会が開催されました。

 『魚にやさしい五戸川の環境づくりを進める会』が開催している放流会は、多様な生物の生息が可能な自然環境を保全・再生するため、環境公共の取組の一環として行っています。

 13回目となる今年は、みゆき保育園、江渡幼稚園、くらいしこども園の約50人の園児たちが、約4,000尾を放流しました。

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川村会長からのお話(左),イワナの成魚の観察の様子(右)
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「元気にそだってね!」「大きくそだってね!」などと声をかけ放流

 園児たちは、稚魚が泳いでいく姿に、手をふり見送りました。園児たちの元気な応援に稚魚もうれしそうな様子でした!

 感染症対策として全員マスクを着用しての開催となり、放流も2箇所に分かれて行いました。様々な行事や外出が制限される中、稚魚を渡された時の喜ぶ顔から、園児たちも放流会を楽しみにしていた様子がうかがえました。

 環境保全の重要な要素に「水」の役割が挙げられます。川や海に多様な生き物が生息できるように守っていくことは、我々にできる保全と再生の活動です。園児たちは、放流会を通して「なぜ生き物の住む川をきれいにしなければならないのか」、「わたしたちが普段なにげなく使っている水はどこからやってくるのか」を学ぶことができました。

 園児たちにとって、環境についてより身近に感じることができる体験となりました。