中泊町小泊沖に高層魚礁を設置しました

 現在、県では、ハタハタやウスメバルヤリイカなどの水産資源の増大と漁獲量の安定・向上を図るため日本海北部地区で漁場整備を実施しています。

 令和2年7月14日、高さ約21m、重さ約56トンの鋼製の高層魚礁を小泊沖に設置する工事を行いました。

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組立完了後の高層魚礁(3基)

 小泊漁港内で組み立てた高層魚礁を、大型のクレーンがついた作業船にのせて、設置海域まで運びました。

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作業船に積み込む様子(左),設置海域まで運搬(右)

 設置海域に到着後、クレーンで高層魚礁を海底に設置しました。設置後は、多くの魚の棲家となります。

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水深約90mの海底に設置

 今後も、藻場などの増殖場や漁礁漁場の整備で漁獲量の安定向上を図り、地域の水産振興につなげていきたいと考えています。