漁港漁場整備

ウニ殻を海藻の肥料に

海中で海藻の茂っている藻場は、魚の産卵場や稚魚の隠れ場、魚やウニ、アワビ等の餌場となるほか、窒素、リンなどの栄養塩を吸収するなど水質浄化機能を有し、良好な水産環境を維持する上で重要な役割を果たしています。また、近年はCO2の吸収源としての役…

巨大な消波ブロック

消波ブロックは、沖合から打ち寄せる波のエネルギーを減少させるために設置されるコンクリート製の構造物で、中泊町の小泊地区では、全国でも珍しい高さ5m、幅5m、重さ100tの巨大な消波ブロックの製作が令和4年5月から行われています。 県内の漁港位置図…

青森県の海の中を調査しました!

県では、水産資源の増大と漁獲量の安定・向上を図るため、魚類の産卵場や稚魚の生息場所となる藻場(※1)をはじめ、その沖合には幼魚の育成場や成魚を効率的に獲るための魚礁漁場を沿岸から沖合まで一体的かつ広域的に整備しています。 県では、これまでに…

施工環境監理者配置制度について

県では、漁港や漁場の整備工事を行う場合、沿岸域の環境保全・創造を推進し、環境との調和に配慮した施工とするため、青森県漁港漁場工事等環境配慮施工要領に基づき、水産環境や水生生物の生息環境についての知識を有する「施工環境監理者」を配置していま…

あおもりの農林水産業を体感するバスツアー

去る10月30日(金)、環境公共学会主催の「あおもりの農林水産業を体感するバスツアー」が三沢市や東北町で開催されたので、その様子をご紹介します。今回のバスツアーには県内各地から15名の応募がありましたが、数日前に2名キャンセルの連絡があり、最…

中泊町小泊沖に高層魚礁を設置しました

現在、県では、ハタハタやウスメバル、ヤリイカなどの水産資源の増大と漁獲量の安定・向上を図るため日本海北部地区で漁場整備を実施しています。 令和2年7月14日、高さ約21m、重さ約56トンの鋼製の高層魚礁を小泊沖に設置する工事を行いました。 組立完了後…