こっちの水も甘いぞ

先日、細越地域のホタルを紹介しましたが、青森にお住まいの環境公共学会員の方より、「こっちの水も甘いぞ」ということで、平内町のホタルの写真を提供していただきました。
 
ホタルを撮影した水路は、県の「ため池等整備事業」により、コンクリート二次製品水路で整備しました。
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水路を設計する際に生き物調査を実施したところ、様々な生き物の生息が確認されたことから、検討のうえ、水路の底の部分に水を溜めるための隔壁を設置することとしました。
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その取組の成果か、現在、水路の底には砂や小石などが堆積し、ホタルが生息する良好な環境となっているようです。
 
写真提供者によれば、写真を撮影したのは7月3日。時間は夜9時前。
カメラを2分から3分の間、露出撮影したそうです。
写真ではホタルがずいぶんたくさんいる印象を受けますが、露出撮影では1枚の画像にホタルの光の軌跡を長時間にわたっていくつも写し込むため、実際の数は若干少ないんだとか。
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しかし、各地域での取組が、こうした形で目に見えてくるのはうれしいものです。
 
 
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