漁業体験プログラムの担い手育成研修会

 青森県の豊かな自然や漁村ならではの地域資源の価値や魅力を活かした「海業(うみぎょう)」の振興による漁村のにぎわいづくりに関する取組を紹介します。

 

※「海業(うみぎょう)」とは、漁村の人々が、海や漁村に関する地域資源の価値や魅力を活用して所得機会の増大を図る取組

 

 令和5年9月30日から1泊2日で佐井漁港において「担い手育成研修会」を開催しました。本研修会では佐井村の職員や地域の漁業者の方々が3ヶ月かけて企画・準備した、漁船クルージングやウニ採り体験、魚捌き体験などの漁業体験プログラムをモニター参加者15名に提供し、漁業体験観光の担い手である漁業者のおもてなしスキルの向上を図るとともにプログラムが商品として売れる可能性を調査しました。

 

【漁船クルージング】

【ウニ採り体験】

【魚捌き体験】

【集合写真】

 今後は、研修会のアンケート結果の分析や海・漁村・漁業に関連する国内旅行のマーケティング調査を基に、佐井村近隣の地域観光資源と漁業体験プログラムを組み合わせた「地域周遊型モデルツアー」を、地元関係者や県で組織する検討会で開発する予定です。

 また、このような取組を県内各地で展開し、漁港等の地域資源の活用を進めることで、漁村のにぎわいを取り戻していきます。