水と大地の探検隊

 令和5年6月29日(木)に中泊町立小泊小学校5年生を対象に開催された「水と大地の探検隊」について紹介します。

 

 十三湖土地改良区では地域の小学生を対象に「水と大地の探検隊」を毎年行っており、農業水利施設の役割について知ってもらうために、田んぼで使われる水がどんな経路をたどってくるのか、どのように循環しているのかを現地を巡りながら学びます。

 

 当日は、芦野頭首工→武田地区(ほ場整備地区)→若宮ポンプ場の順で水の流れを巡りました。

【芦野頭首工】
【左:武田地区(自動給水栓の説明)  右:水循環についての紙芝居】
【左:若宮ポンプ場   右 生き物調査】

 児童たちは話を聞くだけでなく、水路の長さやポンプ場のシステム、費用などをクイズ形式で楽しみながら学ぶことができました。

 芦野頭首工での質問の時間には、児童から「芦野頭首工とゴム堰をそれぞれ農林水産省国土交通省で管理しているのはなぜか」という質問があり、土地改良区は鋭い質問に驚きつつ「元々農林水産省が管理する芦野頭首工しかなかったのが、河川改修で川幅を広げたときに国土交通省がゴム堰を設置したのでそれぞれで管理している。」と説明していました。

 頭首工や用排水機場などの農業水利施設の役割、水循環の仕組みなどについて、理解を深めることができたと思います。

 小泊小学校、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。