令和4年9月21日、七戸町立天間林小学校の4年生を対象とした環境公共推進プロジェクトを七戸町で実施しましたので、その様子をご紹介します。
このイベントは、天間林小学校の社会科見学の一環として、上北地域県民局地域農林水産部と天間林土地改良区が共同で企画したもので、天間ダムや農業水利施設等の見学・学習を行いました。
当日は、児童38名と先生4名が学習会に参加しました。
最初は、天間ダムにおいて、ダムの役割や歴史、ダムに関わる人の仕事などについて学習しました。児童たちは天間ダムが持つ、洪水被害を防ぐための防災機能と、農業用水を供給するためのかんがい機能という2つの大きな役割があることを学びました。
次に水の循環の仕組みと環境公共について学習しました。水は山や私たちが住む町、海を経由して再び山へ戻るというサイクルを繰り返していることや、青森県では山、川、海において協働で地域の環境を守る取組である「環境公共」が行われていることを学びました。
ダム管理所では、ダムの情報管理に関することについて説明がありました。説明の後は、ダムを自由に見学し、児童たちはダムの高さと放水の勢いに驚き歓声を上げていました。
この学習会を通して、児童たちには、環境公共の取組をはじめ、天間ダムの役割や水の循環について理解を深めてもらえたと思います。
今後もこのようなイベントを開催していく予定としており、環境公共の取組等の情報発信を積極的に行っていきます。