今別川へのアユ(稚魚)放流

 令和元年5月22日(水)に、今別町の今別川下流に位置する海峡あすなろ公園で、昨年に引き続き、今別保育園の園児達(19人)がアユの稚魚1万尾を放流しました。
 この活動は今別町内水面漁業協同組合が主催し、20年以上前から継続しており、平成26年からは県の事業(※)を活用して取り組んでいます。

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                        【稚魚放流の様子】


 この日は、無事に天気も晴れ、園児のみなさんはバケツにたくさん入った稚魚に驚きながらも、楽しそうに放流し、放流後には川に向かって「大きくなってね」と声をかけていました。
 園児の代表者は、テレビ局の取材に対し、「楽しかった」、「お魚が大きくなってほしい」と答えていました。

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         【水循環の説明】                  【元気いっぱいの園児達】

 稚魚の放流後は、東青地域県民局地域農林水産部の職員が、水循環のパネルを使いながら水の大切さを説明しました。園児達は一生懸命話を聞いて、質問にも積極的に答えていました。お話の後に保育園の先生が「お魚が大きくなるためにはどうすればよいでしょうか」という質問をすると、園児達は「水を大切に使う」と元気に答えていました。
 普段ではめったに経験できないアユの放流活動をとおして、たくさんのことを学び、思い出に残る1日となったのではないでしょうか。

※今回の活動で放流したアユの稚魚1万尾は「中山間ふるさと・水と土保全対策事業」を活用して、今別町内水面漁業協同組合に支援したものです。
 青森県では、中山間地域等の農村において、地域の活性化のために活動している団体に対し、その活動に必要な物資の提供等を行っています。
 今後も、地域で行われている「ふるさとづくり」を支援していくこととしています。