平成28年4月22日に深浦町の追良瀬親水公園で開催された「サクラマス幼魚・サケ稚魚の放流式」について紹介します。
この活動は、追良瀬内水面漁業協同組合が主体となって、サクラマスやサケの資源維持・増大を目的に毎年開催しているもので、今年度はサクラマス幼魚2百尾、サケ稚魚20万尾の放流を行いました。
当日は春らしい青空に恵まれ、深浦町内の修道小学校、深浦小学校、みよし保育園の児童園児のほか、県内の内水面漁協や漁業関係者・地元住民など、たくさんの参加者で賑わいました。
【放流式に参加する児童・園児達】
追良瀬内水面漁業共同組合の職員から、放流のしかたや注意点について説明があり、いよいよ放流式の始まりです。
【トラックに載せられた水槽から魚たちをすくい上げています】
トラックには幼魚や稚魚が入った大きな水槽が載せられていて、そこから小さなバケツにすくい上げて、子どもたちへ渡されます。
【すくい上げた魚を子どもたちへ】
子供たちは、学校の先生や地域住民の方に付き添われながら、川縁からゆっくりとバケツを傾け、まだ小さな魚たちを優しく送り出していました。
【地元住民の方に付き添われながら、魚たちを優しく送り出していました】
放流された魚たちは、追良瀬川で一生を過ごすもののほか、日本海へ出て、はるか遠くのベーリング海まで回遊し、数年後に追良瀬川へ戻ってくるものもいるそうです。
今回放流式に参加した子供たちは、追良瀬川とそこに棲む魚達への親しみや水産資源の大切さを学んでくれたと思います。
今回の放流式に参加されたみなさま、お疲れ様でした。
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