「明神堰地区における植樹活動について」

3月29日、十和田市にある明神堰地区で植樹活動が行われました。

明神堰地区は、地域の憩いの場として活用されているほか、ホタルの繁殖地にもなっており、現在は「里地里山・田園再生保全事業」で生態系に配慮した水路整備を行っています。
今回、「古川の会」(明神堰地区環境公共推進協議会)が主体となり、ホタルがさらに棲みやすい環境にするため、地元の子供達と一緒に水路沿いへの植樹活動を行いました。

加したのは地元の子供達と保護者が23名です。
まずは植樹を始める前に、参加者全員で記念撮影をしました。

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        【記念撮影】

今回は、「中山間ふるさと・水と土保全対策事業」で購入した、ハナミズキドウダンツツジなど、5種類の木を植樹します。

まずは「古川の会」(明神堰地区環境公共推進協議会)の方がお手本となって、子供達に植樹の作業手順を見せると、子供達はみんな熱心に見ていました。
一通り作業手順を教えてもらった後は、いよいよ植樹開始です。
子供達は慣れない作業に戸惑いながらも、楽しそうに植樹活動を行いました。

また、植樹活動と併せて、小さな看板も立てました。
これは事前に子供達が準備したもので、看板には子供達の将来の夢が書かれています。

みんな疲れた顔を見せながらも、自分たちで植えた木と看板を見てとても嬉しそうです。


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   【みんなで協力して植樹します】

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   【上手に植えることができました】

樹後、明神堰地区環境公共推進協議会会長の河津氏から「地元のみんなで地域環境の保全・再生に取り組むことはとても重要なこと。今後も継続できるようにしたい。」とお話がありました。

参加した小学生からは「最初は難しい作業だと思っていたけど、やってみると簡単ですごく楽しかった。植樹した木がちゃんと成長できるように見守っていきたい。」という感想があり、今回の植樹活動を通して地域で環境を保全ていくことの大切さを学んでくれたようです。

この日植えられた樹木と、植えてくれた子供たちの成長がとても楽しみです。

植樹活動は平成28年度も「中山間ふるさと・水と土保全対策事業」を活用して行う予定です。

参加したみなさん、お疲れ様でした。

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