園児たちによる今別川へのアユ(稚魚)の放流

平成27526日(火)、今別町の今別川下流に位置する海峡あすなろ公園で、昨年に引き続き、今別保育園の園児(12人)のみなさんがアユの稚魚を放流しました。
主催は、今別町内水面漁業協同組合で、20年以上前からこのような活動を継続しています。
組合長の澤田瑞穂さんは、環境公共プロフェッショナルでもあり、このイベントを通して園児のみなさんに自然の大切さを教え続けています。
 
園児のみなさんが到着しました。
トラックの荷台を見ると、水槽の中ではたくさんのアユの稚魚(鰺ヶ沢産)が元気に泳いでいます。
この日はテレビ局の撮影隊が取材に来ており、天候にも恵まれたことから、園児のみなさんもイベントに期待が膨らみます(^^)
 
○園児のみなさんが到着です。
 
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今回放流する稚魚は5千匹です。
当事務所(東青地域県民局地域農林水産部)の職員を含め、スタッフ全員でトラックと園児たちの間を走りながら、何度も往復して稚魚を運びました。
 
いよいよ、稚魚の放流開始。「大きくなってね!」と元気に声をかけながら一斉に放流しました。園児のみなさんは、とても楽しそうに稚魚を放流してくれたようです。
 
○みんなで仲良く稚魚を放流しました。
 
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稚魚の放流後、園児のみなさんはテレビ局の取材を受けていました。
みなさん初めての経験なので、ちょっと緊張している様子でしたが、きちんとテレビ局の取材に答えていました。
この様子は、夕方のテレビニュースで放送されました(^^)v
 
○放流後、テレビ局の取材を受けていました。
 
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稚魚の放流が終わった後、当事務所の職員から、水環境の大切さや、水の循環について、パネルを見せながらお話ししました。
ときどきこちらから質問すると、みなさん元気よく手を挙げて答えてくれました。
 
○質問に元気よく答えています。
 
 
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○最後まで真剣にお話を聞いてくれました。
 
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以上で放流活動は無事終了し、この後、園児のみなさんは、海峡あすなろ公園でお弁当を食べて過ごしていました。
 
今回の活動で放流したアユの稚魚は「中山間ふるさと・水と土保全対策事業」により今別町内水面漁業協同組合に提供したものです。
青森県では、中山間地域等の農村において、地域の活性化のために活動している団体に対し、その活動に必要な物資の提供を行っています。
今後も、地域で行われている「ふるさとづくり」を支援していく予定です。
 
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