浅瀬石川水の旅

 水土里ネット浅瀬石川では、毎年小学生を対象にした農業水利施設の見学会を行っています。
 今年7月11日、黒石市立追子野木小学校の児童約30名を対象に、「浅瀬石川水の旅」と題した見学会を開催したのでその様子を紹介します。
 
 最初に地域の水瓶である浅瀬石川ダムを見学しました。
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 当日はあいにくの雨模様だったので、浅瀬石川ダム資料館で、ダムの概要等について資料館の担当者から説明を受けました。
 
 また、館内にはダムのミニチュア模型があり、実際に雨を降らせ、ダムから放流する様子を見て学ぶことができます。
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 館内にはミニ映画館もあり、浅瀬石川ダムの歴史や役割等についても、3D眼鏡を使って立体映像を見ながら学びました。
 
 引き続き、浅瀬石川ダム監査廊を通ってダム内部の探検です。
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 外の暑さとは対照的に中はとても涼しかったです。
 
 続いて見学したのは、津軽広域水道企業団の浄水場です。
 浄水場の設備や水をきれいにするための仕組みについて説明がありました。みんなの真剣に聞き入る様子が伺えます。
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 水をろ過する仕組みを学ぶため、実際に汚い水を細かい石等を詰めた試験管に通して水質浄化の実験をしました。
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 浄水場内でも水がきれいになる過程について、処理工程に沿って見学しました。
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 水が飲めるまでに浄化する処理工程の多さにみんなビックリです。
 
 昼食後、田舎館村の道の駅に隣接する水田で行われている「田んぼアート」を見学しました。会場には展望台が設置されています。田んぼに描かれたアートの美しさに驚きです。
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 最後に黒石地区清掃事務組合の焼却場を見学しました。
 この焼却場は黒石市青森市(浪岡地区)、平川市(尾上地区)、藤崎町(常盤地区)、田舎館村の5市町村で構成され、処理能力は1日当たり120tです。
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 子供たちは、家庭から排出されるゴミを処理する仕組みを学びました。
 
 「浅瀬石川水の旅」では、実際に施設を見学し、地域の水を守ることの大切さを楽しみながら学ぶことができました。
 
 
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