福舘放地区での生物モニタリング調査

 青森県では藤崎町の福舘放地区で、魚類の生息環境に配慮した排水路の工事を行いました。
 工事から数年が経過した今年8月、中南地域県民局を訪れたインターンシップ生とともに生物モニタリング調査を実施したので、その様子を紹介します。
 
 中南地域県民局では2週間にわたり、地元の弘前大学農学生命科学部から学生3名をインターンシップ生として受け入れ、様々な県の業務を体験していただきました。
 その一環として、景観や魚類の生息環境に配慮したスペースやワンド、親水施設などの環境配慮施設が整備されている福舘放地区の排水路で調査を実施しました。
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 調査の成果です。
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 排水路内に設置されたワンドなどを調査したところ、“ギンブナ”と“タモロコ”が多く採捕されました。
 工事完了後も、魚類の生息環境はしっかりと守られているようです。
 
 インターンシップに参加した学生3名は、ともに青森県職員を目指しているということで、とても熱心に取り組んでくれました。
 彼らが社会人になったとき、これらの経験が少しでも役に立ってもらえることを期待しています。
 
 インターンシップに参加した学生の皆様、お疲れさまでした。
 
 
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