水土里ネット奥瀬堰では、十和田市立沢田小学校4年生児童8人を対象に、農業水利施設見学会「さぐろう!沢田の水」を開催しました。
沢田小学校から半径10km以内にある農業水利施設の見学コースです。
最初に「沢田の森」を見学しました。
「沢田の森」は、地域の財産として保全されている森林です。
担当の方から、水の源である森林の役割について説明を受けました。
次は、稲生川の頭首工と法量農村公園です。
水土里ネット稲生川の方から、稲生川の歴史や頭首工の役割について説明を受けました。
頭首工では、後で実施する水質試験用の水を採取しました。
稲生川に隣接する、「稲生川ふれあい公園」に到着しました。
水土里ネット奥瀬堰の方から、公園が造られた理由と活用方法について説明を受けました。
次は、沢田地区の排水を処理する集落排水処理場です。
沢田地区の生活排水がどうやってきれいにされているのかを学びました。
十和田市役所の担当の方が、処理水をビーカーに取り出して説明してくれました。
処理場近くの川岸でも水質試験用の水を採取しました。
奥瀬堰頭首工に到着です。
奥入瀬川から水田に水を取るための施設です。
水土里ネット奥瀬堰の方から頭首工についての説明を受けました。
次は、農業用水路にアヒルを流し、水路の流速を体験します。
無事、全員のアヒルがゴールできてよかった!
こちらでも水質試験用の水を採取しました。
こちらは、田茂木頭首工です。
管理されている水土里ネット奥瀬堰の方から説明を受けました。
先ほど見学した奥瀬堰頭首工で取り入れられた水は、いったん生内川に流れ込み、その水が、この田茂木頭首工で改めて取水されます。
こちらの頭首工でも水質試験用の水を採取しました。
最後の見学場所は、沢田小学校の近くにある、地区の幹線排水路となっている篠田地川です。
こちらでも水質試験用の水をゲットです。
最後に、今日、5箇所のポイントで採取した水の、水質試験を行いました。
ポリチューブの中に採取した水を入れ、中の試薬と反応させて色の変化を見ます。
結果はどこの地点の水も、「とてもきれいな水」「きれいな水」と判定されました。
「さぐろう!沢田の水」では、沢田地区を流れる水がどこから来てどんな働きをしているのかを探り、働いたあとの水が汚れていないかどうか自分の目で確かめました。
沢田小学校のみなさん、水土里ネットや関係機関の方々、たいへんお疲れ様でした。
「環境公共学会ホームページ」は、こちら