弘前市北部にある牧野地区では、鬼沢楢木土地改良区が管理している延長290メートルの農業用排水路の整備が予定されています。
この牧野排水路は、これまで土水路のままであったためか、メダカやドジョウなどの魚が多数確認されており、これらの生き物が引き続き生息できる環境を考えた整備が望まれています。
また、みんなで話し合いながら整備を進められるよう、農家や地域住民、子ども会など地域の多様な方々から構成される「牧野地区環境公共推進協議会」を設立しました。
去る7月22日に、水路にどんな生き物が生息しているかを調べるため、生き物観察会を開催したところ、メダカやドジョウだけでなく、ウグイ、タロモコ、モツゴなどの魚のほか、コオイムシ(準絶滅危惧種)やタニシなどの生き物も確認されました。
農家や地域の方々、子ども会の子ども達など、いろんな人たちが参加しました。
こちらは排水路に生息していたメダカです。
コオイムシやカエル、そしてヤゴです。
「牧野地区環境公共推進協議会」では、今回の生き物観察会の結果を参考に、生き物にやさしい整備方法を話し合うこととしています。
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