ドコノ森の植樹祭

 ゴールデンウィーク開けの5月8日、田子町菖蒲谷地地区でドコノ森地区環境公共推進協議会の記念植樹祭が行われましたので、その様子を紹介します。
 
 田子町菖蒲谷地地区には、ドコノ森水源地と椛山水源地という2つの貴重な水源地があり、現在町内の813戸に飲料水が供給されています。
 青森県では、この菖蒲谷地地区の水源林772haで、造林したスギやアカマツ、カラマツ、天然の広葉樹などの間伐を行い、保水力の高い豊かな森づくりを目指して事業を行っています。
 
ドコノ森地区全景
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 今回の植樹祭は、ドコノ森地区環境公共推進協議会が今年3月に発足したことを記念しての開催となりました。
 今年のゴールデンウィークは後半から天気が不安定で植樹祭前日も雨で、当日の天気が心配されましたが、当日は朝から快晴で一安心でした。参加者の皆さんの日頃の行いに感謝です。
 今回は地元の清水頭小学校「大黒森みどりの少年団」17名の皆さんにも参加してもらい、和やかな雰囲気の中で植樹祭は進みました。
 植えたのは、ナナカマドとシラカバ。
 どちらもドコノ森に元々生育している郷土樹種です。
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 森林組合の人たちに指導してもらいながら、植樹しました。
 みどりの少年団のみなさん、スコップの使い方もとても上手でしたよ。
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 チェンソーアートのふくろう君も植樹祭を見守ってくれました。
 山での火の取扱いには気をつけてくださいね。
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 植樹の後は、記念標柱を立てました。
 これは地元のクリの木を使用したものだそうです。とても立派ですよね。
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 今日植えた木が立派に育ちますように。
 みんなが大人になって、子供や孫たちにも伝えられる豊かな森になりますように。
 そんなことを願いながら、標柱の前で記念写真を撮りました。
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 ドコノ森地区環境公共推進協議会では、今後も地元小学生との交流を図りながら、森を育て、きれいな水をはぐくむ活動を続けていきたいと思います。
 
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