コウノトリの行方は

5月に紹介しました北限のコウノトリ。今度はつがる市方面へ飛んでいっているようです。
6月3日には、つがる市森田でその姿が確認されました。
この地域は、のどかな田園風景が広がる農村地域で、豊かな自然が残されています。
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コウノトリはエサを求めてあちこちを探索しているようですが、この地域の田んぼにエサとなる魚などがいるということでしょうか?
そもそも田んぼに魚などいるのでしょうか?
それが、いるんです。
最近、めっきりお目にかかることが少なくなったドジョウですが、青森県では、平成17年から、田んぼの周辺に住むドジョウを増やす試みとして、「ドジョウの階段」を県内数カ所に設置しました。
 
こちらは、つがる市柏の「ドジョウの階段」です。
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五所川原市俵元にもあります。
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のドジョウの階段、県産木材で造られていて、水路部分を水が左右交互に緩やかに流れる構造になっています。
ドジョウは水の流れにのって、田んぼと水路を行き来するという仕組みになっています。
 
こちらは、俵元地区の子どもたちによるドジョウの階段の調査の様子です。
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ドジョウ発見しました!
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青森県では、このような環境の保全・再生につながる環境公共の取組を進めています。
 
ところで、コウノトリはどこへ行ったんでしょうか?