なんごう小さな芸術祭

 平成30年10月〜11月にかけて「なんごう小さな芸術祭」が開催されました。
 この芸術祭は、平成23年度に始まった、南郷を舞台にアートで地域の魅力を再発見する「南郷アートプロジェクト」の一環として八戸市が主催し、開催されたものです。
 島守田園空間博物館運営協議会では、アート作品の展示会場として田園空間整備事業により整備された施設を提供する形で協力しました。
 今回は、八戸市南郷島守を会場とした芸術祭の展示について紹介させていただきます。

・舘のやかた:「なんごう彩り研究所」の展示
 南郷の四季折々の植物を使った草木染め、これを利用したアート作品が「舘のやかた」に展示されました。
 南郷特産の果樹、野菜、山菜などで染めた布を使って作った葉や花などのモチーフで、茅葺屋根の古民家の座敷全体が彩られていました。

イメージ 1
◆茅葺屋根の古民家「舘のやかた」  
イメージ 2
    ◆座敷のアート展示
イメージ 3
◆アート展示 イメージ「冬」
イメージ 4
◆アート展示 イメージ「秋」
イメージ 5
  ◆南郷の四季折々の植物から抽出した色①
イメージ 6
◆南郷の四季折々の植物から抽出した色① 


・南郷朝もやの館:「なんごうカルタ」の展示
 南郷に住む60代〜90代の方々から個人や集落にまつわるエピソードを伺い、インタビュー結果をカルタにした「なんごうカルタ」。
 南郷の歴史や習俗が、方言を交えた素朴かつリズミカルな言葉で表現されていました。

イメージ 7
◆「なんごうカルタ」展示の様子
イメージ 8
◆「なんごうカルタ」の一部
イメージ 9
◆歴史や背景についての解説   
   
 八戸市南郷島守では、ほかにも農村ならではのイベントが多数開催されています。
詳細については南郷朝もやの館(島守田園空間博物館運営協議会事務局・TEL:0178-80-8088)までお問い合わせ下さい。