HEP21が環境大臣表彰を受賞しました

 弘前市でだんぶり池づくりなどの自然環境保全活動に取り組む市民団体「ひろさき環境パートナーシップ21」(HEP21)が、環境省主催の「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰(いきもの環境づくり・みどり部門)を受賞しました。

 なお、環境省での表彰式が新型コロナウイルスの影響で中止になったため、鶴見代表らが県庁を訪れ県環境生活部長から表彰状を受け取りました。

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表彰状を手にする鶴見代表(左)、白戸事務局長(右)

 HEP21は2002年に市と環境パートナーシップ協定を締結。市と協力し、里山の生物の生息環境を保全するだんぶり池を整備し、その意義を広く伝える活動などを行っています。

 希少な生物が生息するだんぶり池の環境維持や観察会、自然思想の普及に取り組んできたことが、高く評価されました。

 

~ダンブリは津軽の方言でトンボ~

 トンボをダンブリと呼ぶのは、青森県秋田県北部、そして新潟県土佐の日本海側だけです。新潟県の方言ではトンボをドンブ、ドンブリ、ダンブと呼ぶことが知られています。湿地や谷地を表すドブという言葉から生まれたのではないかと考えられており、北前船津軽地方にもたらした可能性があります。