地域の山で初めての植樹
菜の花が咲き誇る5月31日、横浜町の北東側に位置する苗代川目地区の森林で、ヒバの記念植樹が行われました。
この森林は、浜田川や有畑ため池の上流に広がる約40haの森林で、地域の貴重な水源林として、通称「フナグシ沢」と呼ばれ親しまれています。
記念植樹は、平成23年8月に発足した「苗代川目地区水源の里保全と整備を考える会」が、その取組の一つとして、地域の住民の皆さんや小学生とともに「フナグシ沢植樹祭」として開催したものです。
まずは、森林の役割について勉強しました。森林には、私たちの生活に欠かせない様々な役割があるのです。
続いて、森林組合の方から植樹の方法を指導してもらいました。今回参加された有畑小学校の皆さんは、全員植樹をするのは初めてとのこと!貴重な機会になりましたね。
植樹前は少し緊張していましたが・・・・
さあ、植えましょう!
道具も上手に使い、しっかりと植えていきます。
今回はヒバの植栽です。スギの木の間に植えていきます。
初めての植樹でも、皆さんとても楽しく元気に作業をしていました。
良い笑顔がうれしいですね。植えてもらったヒバも喜んでいるかもしれません。
植樹の最後には、標柱を立てて、参加者全員で記念写真を撮りました。
閉会式では、考える会の会長さんから「フナグシ沢」についての講話がありました。
フナグシ沢には貴重な生き物が数多く生息していることや1km先に分水嶺があることなど、地元ならではの貴重なお話を伝えることができました。
また、参加した有畑小学校の生徒さんからは、“大変だったけど良い経験だった”とか“ヒバが大きくなるまで時間がかかることに驚いた”などといった感想が述べられました。
今回の体験を忘れずに、ぜひヒバと一緒に、のびのびと成長してくださいね。
植樹祭に参加された皆さん、ありがとうございました。
「苗代川目地区水源の里保全と整備を考える会」では、今後も、地域とのつながりを大切に、森林づくりのための様々な活動に取り組んでいきたいと考えています。
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